○ こころ変わり

先日、子供が近くの湖へ行き、

ザリガニ釣りをしていたおじいちゃん?から

ザリガニを頂いたそうで、小さな虫かごに

三分の一くらいの水が入った状態で、

2匹のザリガニが入っていました。

最初は2匹とも元気そうでしたが、

もともと住んでいた環境から虫かごへと

環境が変わり日に日に弱っていくのが

分かりました。

ただ、敢えて私は何もしませんでした。

子供が学んでいるんだと信じて。

実際に子供の心にどう映っているかは

よくわかりませんが、このような生き物を

育てる経験・こころということは大切だと

思っています。

やっといまになって、齢を重ねたからか、

「捕まえる」という思いよりも

「もと自然に居た方が幸せなはず」

の思いが大きく上回ります。

自分自身の小さなころを思い出すと、

やはり「捕まえる!」それしか頭に

なかったかのように思われます。

ですので、捕まえるだけ捕まえて、

バケツの中に魚やザリガニカニを

たくさん入れて庭に置いておくと、

数日以内にほぼ全滅・・・

または、なぜか数が激減している・・・

※いま思えば、鳥か猫あたりが

 来ていたのかと思われます。

そのような体験を何度も何度も

行ってきました。

ですので、

今の子供が行っていることを

あたまから否定する権利は私には

そもそもないようです。

きっと子供はこの経験から、

何かを少しずつ学んでいっていると

信じています。

それにしても、

本当に不思議に感じます。

同じ自分自身であるにもかかわらず、

あるときは「たくさん捕まえるぞ!」

しかし、いまは、

「捕まえないで自然ままの方がいい。」

っと考えているのです。

確かに子供のころから何十年とたっていますが。

うまくは言えませんが、

神様はいろいろなこころを感じるように

してくださっているかのようにも感じます。

ものごとに対するこころの在り方は

ひとつではないと。

むしろ、

絶対的なここころの在り方というものは、

そう多くはないのではないかと思われます。

ですので、

たくさんのこころを感じさせてくださっている。

そのようにも感じます。

そもそもこの世は無常でありますので、

もちろん、こころも変わりますよね。

同じザリガニを観て、

上記以外のまったく違うこころも

無数にありそうですね。

誰かとお話や意思疎通を図るときや

理不尽な状況になったときなど、

このような、こころの特徴が

頭の片隅に浮かぶと、いいかもしれませんね。

今回のシェアが皆さんの気づきや、

何か考えるきっかけになりましたら、

幸いです。

いつも最後までお読みいただき、

ありがとうございました。

感謝いたします。

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