きょうは車で15分ほどの
湖に接している公園へ子供と行ってきました。
そこでちょうど、木の歩道?というのでしょうか、
陸から湖の上を歩いていけるようになっている
ところがありました。
ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、
北海道の知床五湖の、木でできた空中歩道?
のような感じです。
※おそらく自然環境への影響を少なくする為に、
木材を中心に建造物を造っているのだと思います。
その空中歩道を歩いていての気づきをシェアいたします。
安全上、下に落ちないように、
この歩道には手すりがありました。
大人の胸あたり、1メートルちょっとはあったでしょうか。
また、少しだけ分岐があるような感じで、
簡単な迷路のような構造になっていました。
歩いていて、
あるタイミングで子供と離れているときがありました。
そのとき、私からは子供が見えましたが、
おそらく子供からは私のほうがよく見えなかったようです。
その理由は上記の手すりが子供の視点より上にあるので
遠くまで見えなかったと思われます。
一方私は、手すりで視界をさえぎられることはなかったので、
子供の位置はもちろん、その空中歩道の全体まで見えていました。
同じような状況に居ながら、
あるの視点では、「空中歩道のごく一部だけが見えている。」
一方、あるの視点では、「空中歩道のほぼ全体が見えている。」
また、その他の視点もあるのだと思います。
そして、その時、今回の「俯瞰」の言葉を思い出しました。
※前置きが長くなりました・・・
みなさんは俯瞰という言葉ご存知でしょうか。
私は恥ずかしながら、かなり長い間知りませんでした。
私なりの解釈では、
「ある現象を近くからではなく、
より離れたところ、より高いところから観る。」
といった感じでしょうか。
より離れたところやより遠くから、
またより高いところ眺めると、
狭い、当事者的な見え方から、
より広く、全体を、客観的に物事を捉え易くなる。
という効果がありそうです。
さらに話を進めて、
この俯瞰にも様々な切り口、レベル、次元などが
ある気がしています。
例えば、
ある仕事がある場合、
担当者で見た場合、
管理者から見た場合、
責任者から見た場合、
経営者から見た場合、
お客様から見た場合などなど
それぞれ見えることが異なると思います。
また違った視点でいくと、
ある仕事の明日すべきこと
ここ一ヶ月ですべきこと
一年ですべきこと
10年ですべきこと
などなど、
時間的な切り口もあります。
また、過去に俯瞰していたつもりであっても
その俯瞰した位置よりももっと高い位置の存在に気づき
そこから改めて過去の俯瞰分も含めて俯瞰する。
などもありそうです。
ついつい、
自身の狭い視界、低い視点になりがちですが、
この「俯瞰」の言葉を思い出すことで、
少しでも高い、広い認識ができ、
よりよい判断ができればと思います。
いつも最後までお読みいただき有り難うございます。