2015年の大阪でのとある発表会で
私がお話させていただいた内容の一部を
共有させていただきます。
『給仕第一行学第二』 という言葉の概念についてです。
もともとは、
お寺などで、お坊さん達が使われている
言葉だったと思います。
お坊さん達にとって、
修行をしたり、学んだりすることが
第一の目的のように思われますが、
それよりも重要なことがある。
それが、『給仕である。』
と、この言葉は訴えかけていると認識しています。
『給仕』というと、
この言葉を深く考える前までは、
私の頭の中の認識では、
・雑用
・あまりしたくないこと
・後回しにしてしまうこと
のように捉えていました。
(そもそも、あまり深く考えていませんでした。)
ただ、
この言葉をにつての話を聴いてから、
この言葉の意味を少しずつ考えるようになり、
試しに家庭での自分の行動に対して、
適用してみました。
・茶碗を洗ってみる。片付ける。
・洗濯する/片付ける。
・掃除をしてみる。
などなど。
より具体的にお話しますと、
この投稿を書くことよりも先に、
上記のこと(給仕)を完了させておく。
ということですね^^
要は以下の言葉通りに動いてみたということです^^
堅くてすみません・・・
『 給仕第一、行学第二 』
※私の解釈が間違っていなければいいですが・・・・^^
すると、その結果、あくまで私の体感ではありますが、
家の中の流れがよくなったような気がするように
なりました。目に見えるところ見えないところで。
そのような効果を実感し始めたため、
この言葉の意味が少しずつ腑に落ちてきて
いるように感じます。
その他、
この言葉の効能に対する最近の私の解釈として、
以下があります。
『 団体生活をおくる上において、
一番重視することは、給仕である。 』
人間生活を行う上での、(人と人との間で生きる上での)
根本のことを指し示しているような気さえ感じています。
よって、給仕をちゃんとされていらっしゃる方は、
無条件で素晴らしい。尊敬に値すると。
最近はそう感じるようになりました。
あまりはっきりとはしていないながらも、
私が小さい頃の両親の姿、立ち居振る舞いを思い返してみると、
確かに、ちゃんとされてらっしゃったな。
しかも、日々、日々、そして日々継続されて。
私自身、まだまだ、まだまだ途上ですが、
そのような方向へ一歩一歩
進めたらなと思っています。
最後までお読みいただきありがとうございました。