○いまとイマを味わう

もう、かれこれ、

自己啓発的な本を読んだり、

講演会に行くようになりだしてから、

15年ほどは経つと思います。

まだまだ現在も学びの途中ですが、

これまでの学びの中の一つに、

「いま、ここを大切に生きる。」

という考えがありました。

また、もう一方の学びでは、

「目標を立てて向かっていくことが大事」

という考えもありました。

ただ、上記のことを単独で聴くと、

それぞれ腑に落ちるのですが、

両者をいっぺんに考えてしまうと、

両者はある意味矛盾する位置づけに

あるような気もしていました。

果たして自分はどっちを

選べばいいんだろうかと。。。

片方は、いまに集中し、

もう片方は、未来から引き出されたイマに

集中しているという点において。

ただ、最近、

ふとこの両者はそれぞれが正しいと

思うようになりました。

※そもそも、

絶対的な答えがないことなので、

何が正しい、正しくないと言うこと

そのものがおかしいのですが^^

私たち人間は、

いまこの場所の目の前のことに対して、

集中したり、感謝したり、味わったり

することができます。

また、それとは別に、

未来に目標を立てて、そこへ向かって

その目的が達成されるように、

いまというリソースを使って準備を

重ねていくということもできます。

そして、きっと、上記二点の

ほかの視点もあると思います。

この矛盾していそうな

両者に対しての解釈について、

最近の結論としては、

どちらか片方に偏り過ぎるのではなく、

両者ともにバランスよく味わえば

いいのではないか。

そう考えています。

ただ、その両者のバランス配分は

個々人で変わってくるものだと思います。

ときには、

仕事に集中することもあると思います。

どちらかというと、仕事にはゴールが

あることが多いと思いますので、

これは、ある意味後者の能力を

より多く発揮している状態である。

と捉えています。

また、あるときには

大切な人と過ごしている時間

それはまさしく「いま、ここ」を

存分に味わっている状態である。

と捉えています。

そして、

仕事ばかりに集中“し過ぎて”しまうと、

仕事では確かに成果は上がるかもしれませんが、

その他のことへの活動ができなかったり、

感謝の心を使う機会が減ってしまうので、

大切な人との関係が遠くなったり、

病気になったりするかもしれません。

また逆に、

「いまここ」ばかりに集中“し過ぎて”

しまうと、例えば、お金など、未来に

対する備えが疎かになったりするかも

しれません。

ですので、

両者をバランスよく自身でコントロール

できることが望ましいと思います。

個々人で、年代で、置かれた状況でなど

様々な要因でその時々のバランス点は

変化していくものだと思いますが、

あれ?何かおかしいな。と感じたら、

いったん、自身を俯瞰して観て、

“し過ぎ”ではないかと、

自問して、必要に応じて加減することが

よいと思われます。

両者ともに、

だれの人生においても、

大切な要素だと思います。

今回のシェアが皆さんの気づきや、

何か考えるきっかけになりましたら、

幸いです。

いつも最後までお読みいただき、

ありがとうございました。

感謝いたします。

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