先日、モトクロス観戦へ行ってきました。
初めての世界は面白いことがたくさんでした。
選手が坂を上りきった後に
空中を飛んでいるかのようにジャンプする姿や
こぶが連なるところを上手にハンドリング
していくところなど、
コースの部分ごとにかなり間近で
観ることができました。
そんななか、
コースでジャンプのあとに
こぶが連なるところをしばらく観戦していると、
スムーズに進む選手と、そうでない選手が
あることに気づきました。
それは、
ことばではうまく表現できないかも
しれませんが、こぶの前のジャンプの際に
おそらくアクセルを強くしすぎると、
こぶを大きく超えて次のこぶに当たる位置に
着地し、逆にアクセルが足りないと、
こぶを超えきれずに手前に着地する
という具合でした。
一番いいのは、おそらく、
こぶの頂点を少し過ぎたあたりに着地するのが
観ていてもきれいでしたし、タイム的にも
いいのではと感じました。
(イメージできましたでしょうか・・・)
つまり、
「アクセルの加減」がそこにあると
感じました。
ただ、高速で走っていますし、
雨も降り出しで走る土の状態も刻一刻と
変化しています。また、相手選手が
近くにいるとなると、コース取りも
全く前回の周と同じというわけにも
いきません。
このようなリアルタイムで変化する
複数のパラメータが存在する中において、
「最適なアクセルの加減」を
瞬時に判断、操作するのは
ある意味において、
神業的なことだとも感じました。
レースとなるとやはり順位がでてきますが、
上位の選手ほどその判断・操作が
より適切にできているものだと
考えられます。
っと同時に、
多少の差はあれ、
その域に到るまでには、
きっと、
幾度とない練習や、失敗がその背景に
あるのではと思います。
人生や経営、家族の生活、
人間関係などにも、
その道の加減があると
思っています。
ただ、同じように背景として、
大量の学びや失敗や改善などが
必要と思います。
そんなこんなも考えながら、
レース観戦を楽しませていただきました。
今回のシェアが皆さんの気づきや、
何か考えるきっかけになりましたら、
幸いです。
いつも最後までお読みいただき、
ありがとうございました。
感謝いたします。