今回のような内容はこれまで
何度も品を変え、形を変えて
書いてきたと思います。
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ただ、人間悲しいかな、
忘れてしまう動物です。
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ですので、
再度意識上に上げるために
今回も記載させていただきます。
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先日車を運転しているとき、
ふと、感謝を感じました。
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うまく言えませんが、
例えば、自分の運転している手の指、
1本1本があることについて
感謝しました。
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そこからは、思考を使って、
抽象度を挙げて考えてみたところ、
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いろいろと感謝することが
浮かんできました。
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いま、こうやって目が
見えていることについて、
足が使えていることについて
普通に車を運転できている
ことについてなどなど
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おそらく、以下の本を読んだ影響が
遅れて出てきたのだと思います。
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『大人のための「いのちの授業」
(小児がんで娘を亡くした
私が伝えたいこと) 』
http://amzn.asia/52358Fb
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内容の詳細は割愛させて
いただきますが、
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こころに深く響きました。
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短い言葉にはまとめきれませんが、
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『ふつうのことは、
実はふつうではない。』
その本に出てくる様々な方の
様々な場面を認識できたことで
そのように改めて感じました。
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生まれた以上、本当は
いのちにも期限があるはずですが、
それをあまり意識していない。
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ある意味、それはいただいたいのちに
もったいないことをしているような
感覚を受けました。
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やはり、
いま生きているうちに、
できることはしっかりと
やっておきたい。
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頂いたいのちが精一杯輝くように。
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身体の全体や一部の機能が
低下していくことは自然だと思います。
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ただ、それぞれのステージにおいて、
何か身体を活用できることも
たくさんあると思います。
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いま、
ふつうに当たり前のように
使用している身体さん。
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これも本当は奇跡的なことだと思います。
また、ご先祖、ご両親、親族、
住む家や、身の回りの水、太陽、緑、
友人、知人、職場の方、動物、
などなども
決して当たり前に存在している
わけではないと思います。
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それらがあってこそ、
影響しあってこそ、
いまの自身が存在させていただいている。
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そう感じます。
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もし、
それらの要素のどれか一つでもが
欠けるとき、
それまで感謝の念をもって
生きてこなかったら、おそらく、
こころは大きく揺れることと思います。
突然、失ったことに対して。
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それも一つの学び
ということかもしれませんが。
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逆に、日々感謝の念をもって
過ごしていた場合、こころは揺れるとは
思いますが、あるべきところへ戻る。
そのように自身の心に現実を受け入れ
やすいような気がします。
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また、ある意味では、感謝することは、
何もないところに近いところに、
自身の基準を持っていく。
そのような気がします。
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何もないという境地を出発点として、
基準点として周りを捉えられたならば、
いま、あることすべてが在り難い。
自然に感謝が湧いてくるような気がします。
そして、それは、
よりよい人生につながるような気がします。
何か皆さんの考えるきっかけになりましたら、
幸いです。
いつも最後までお読みいただき、
ありがとうございました。
感謝いたします。