○1日1%の複利投資 2

前回、

以下の2つの時間の使い方について、

記載させていただきました。

ひとつ目は、

「現状を維持するための時間」

もうひとつ目は、

「未来への投資時間」

そして、この2番目の

「未来への投資時間」について、

いまの生活の中で「未来への投資時間」を

どのくらい使っているのだろうか。

という問いを立てさせていただきました。

人により様々であると思いますし、

その状態も時期や環境によって同じ人でも

多い日、少ない日などがあると思います。

ここから、

半ば強引ですが、

銀行でよく聞く

「複利」の考え方が

この時間投資に利くものと仮定した場合、

1日1%の自己投資を続けた人と

そうでない人について、

シミュレーションを行いたいと思います。

作成方法など、

細かい点を話すと長くなりますので、

まず、結果だけを載せさせていただきますね。

■シミュレーション1の内容
 Aさん:1日1%の自己投資を365日続ける
 Bさん:1日0%の自己投資を365日続ける

 ★シミュレーション1の結果
  もともとの能力が1とすると、
  Aさん:14.4倍になります。
  Bさん:1.00倍になります。

■シミュレーション2の内容
 Aさん:1日1%の自己投資を5年続ける
 Bさん:1日0%の自己投資を5年続ける

 ★シミュレーション2の結果
  もともとの能力が1とすると、
  Aさん:61.9倍になります。
  Bさん:1.00倍になります。

■シミュレーション3の内容
 Aさん:1日2%の自己投資を5年続ける
 Bさん:1日0%の自己投資を5年続ける

 ★シミュレーション3の結果
  もともとの能力が1とすると、
  Aさん:383.3倍になります。
  Bさん: 1.00倍になります。

上記結果を見ていただければわかると思いますが、

1日、1日で見ると、本当に少しの微差ですが、

その微差が積もりに積もると・・・

さらに、

継続する期間をより長くしたり、

1日あたりの投資時間を数パーセント上げるだけで、

それはそれは、圧倒的な数値になります。

ちなみに、

1日の1%=約15分ですので、

毎日、30分の時間投資ができれば、

上記3のイメージになります。

改めて申しますが、

上記のシミュレーションや数値が

正しいということをお伝えしたいのではなく、

『日々の自己投資の積み重ねは、

 あなたを随分と遠くまで
 
 連れて行ってくれる。』

その感覚を感じていただきたく、

記載させていただきました。

というのも、

目標を掲げ自己投資を続けていると、

どうしても倦怠期といいますか、

中弛み的な時期が来ます。

そのようなとき、再行動を起こすときの

理由付けがたくさんあるといい

と思っていますが、

その有効な理由付けの一つとして、

上記のようなシミュレーションの

イメージはいいと思っています。

福利のグラフをエクセルなどで

作ってみるとお分かりになると思いますが、

ある点を過ぎると、二次曲線的に

値が増加しだします。

逆に言うと、

その点に行くまでは、

普段とあまり変わらない状態が継続します。

そこで踏ん張って、

二次曲線的増加点まで継続できるか。

そこがポイントのようです。

まだ、そのような体験は多くはないですが、

きっとそうなんだろうと思います。

以前、取り組んで止まっていたことや、

これからしたいと思っていることなど、

まずは着手してみながら、

行き先を描いて、行動を継続されてみるのも

いいかもしれませんね。

今回のシェアが皆さんの気づきや、

何か考えるきっかけになりましたら、

幸いです。

いつも最後までお読みいただき、

ありがとうございました。

感謝いたします。

※補足
そもそも、福利のような掛け算で
能力を計算できないのでは?
というご意見もあると思います。
その通りだと思います。

あくまでイメージということで、
ご読みいただければと思います。

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