最近、仕事で
新しいシステムの検討を行っています。
その際、ざっくりではありますが、
現在の業務分析から入り、将来の業務について
考えていくというスタイルをとるようです。
この現在の業務と将来のありたい業務イメージを
行き来しながら考えるいると、
これもかなりざっくりではありますが、
業務はアナログのシステムとデジタルの
システムによって成り立っていることに
気づかされます。
ITが出現しだしてからというもの、
かれこれ20年くらいになるのでしょうか。
それまで完全アナログで回っていた業務の一部が
徐々にデジタルに置き換えられてきていると
思います。
ただ、実際には、
まだまだアナログで業務を回している会社が
多数あるのではないでしょうか。
今回の業務分析をしてみて、改めてそう感じました。
現在の業務を回すだけで精一杯で改善する時間が
なかったり、費用対効果など、さまざまな
理由・背景があるのだと思われます。
ですので、
システムを大幅に入れ替えるような時でないと、
思い切って従来のアナログ的業務をデジタル的業務へ
変えにくいのかもしれませんね。
前置きが少し長くなりましたが、
本題に戻ります。
たとえば、アナログとデジタルを考えたとき、
直接お客様とお話しした方がいい業務もあれば、
ネット上でお客様から申し込んでいただいた方が
いい場合などもあるかと思います。
このアナログ・デジタル両者のシステムが
どのように組み合わさったときに、
最高のパフォーマンスが生まれるか。
そこが重要だと個人的には感じています。
アナログ的な業務ばかりでシステムを回していると、
きっと単純ミスが発生したりスピードが遅かったり、
紙を大量に使ったりなどがあると思います。
一方、デジタル的な業務ばかりになってしまうと、
お客様が離れていったりするかもしれません。
電力会社では、、
原子力発電、火力・石炭発電、水力発電、
揚水発電などの各種発電方式の良いところを
組み合わせて(ベストミックス)
発電量制御を行っているそうです。
それと同じように、
仕事にしても、おそらく私生活にしても、
アナログとデジタルのベストミックスが
あるように思われます。
その割合は、その対象や時代、環境などにより
様々であり、永遠に変化し続けるもののようにも
思われます。
ちょっと話を広げ過ぎましたが、
みなさんの周りを、アナログ的かデジタル的か
という視点で見ていただいて、
デジタル化できないか。
逆に、アナログの方がいいのではないか。
それらのベストミックスはどのあたりか。
などなど、
考えて、適用されてみると
面白いと思われます。
今回のシェアが皆さんの気づきや、
何か考えるきっかけになりましたら、
幸いです。
いつも最後までお読みいただき、
ありがとうございました。
感謝いたします。