比較的大きな悩み事や課題があると、
数時間悩んだだけでは解決策が
頭に浮かんでこないときがあります。
ただ、この状態は、
ある意味おもしろい状態とも思います。
例えば、仕事で、ある課題(※)があり、
その課題についてその日の仕事の
終りの時刻までには解決策が
浮かばないようなことも、
ときにはあると思います。
※作業的なものではなく、仕組みを
考える等の課題を指しています。
そして、3日後までに
その解決策を出す必要があるとすると、
次の日の仕事中にまた考えるという
こともできますが、大方の人は、
頭の中にその課題を入れたまま、
職場を出て、家路に着くのでは
ないのでしょうか。
そのような場合、
家では、仕事の時間外ではありますが、
頭のどこかでは、その課題に対する
解決策について考えが動いています。
私にも経験がありますが、
意外と、職場から離れて考えると、
解決案が浮かんでくることが多々あります。
本などを読んでみても、
このような現象は他の方にも
あるようです。
その理由について、
個人的な見解ですが、
おそらく、
職場では、狭い範囲で物事を
考えているのに対し、
職場を離れると、
より俯瞰して物事を考えれるように
なることから、職場では思い
つかなかったような発想が、
勝手に浮かんでくる。
それから、
職場から離れることで、
ある種の解放感もあるので、
その感覚も脳の中で眠っていた
全く他の分野の別の知識との
結びつきに一役買っている
ような気がします。
そのように感じています。
最初から課題について、
ゴリゴリ、ゴリゴリ思考して
有効な解決策を考え出すことができれば
御の字なのですが、私の場合、
そうならないことが多いようです。
このようなときは、
一旦、頭に目的や課題を頭に入れて、
集中して思考して、答えが出て
こなかったら、一時的に忘れて、
少し休んでもいいと思います。
(ただ、脳はバックグラウンドで
動いている。)
そして、時間や場所を変えながら
また、たのしみながら思考をしてみる。
その繰り返しをしていると、
何かしかの案は出てくるような
気がします。
課題に対して時間があるようでしたら、
脳さんに指令を出して、アイディア発想を
まかせてみてはいかがでしょうか。
今回のシェアが皆さんの気づきや、
何か考えるきっかけになりましたら、
幸いです。
いつも最後までお読みいただき、
ありがとうございました。
感謝いたします。