ものごとを進められるとき、
皆さんはどのように進めてらっしゃい
ますでしょうか。
例えば、
何かブログを書くようなことを
想定した場合、ある方は、まず文章を作って、
それを何度も何度も見直し、自分なりに
100%に近いところまで完成してから初めて、
インターネット上に公開されるかもしれませんね。
また、ある方は、逆に、
とりあえず文章を作成して、
出来上がったものをインターネット上に公開する。
その後、気づいた点について事後的に
修正をかけていく。
そのような方もいらっしゃるでしょうね。
絶対的な解はないと思いますが、
上記のブログの場合については、私個人的には
後者の方を好んでいるような気がします。
理由はたくさんありますが、
その理由群のセンターピンとしては、
「1.考え・アイディアなどが埋もれて
消えてなくならないうちにことばに残すため。
2.それから、世界の方への情報共有のため。」
と個人的には思っています。
1.から少し解説しますと、ご存知の通り、
アイディアやひらめきというものは、
脳に浮かんでからすぐ揮発してしまうという
性質がります。しかも、私の場合、記憶能力が
あまりよくないため、折角、思いついたことを
あとから思い出せないケースが多々あるのです。
仮に、冒頭の前者の、
100%自身の納得のいく文章を書きあげる方式を
採用した場合、おそらく、なんといいますか、
アウトプットのサイクルが遅くなると思います。
この方式の場合、上述のように
次から次へと出てくるアイディア達を
どうにか捕まえたいのですが、
以前のアイディアたちについての文章を
深く長く考えていると、新しいアイディア達を
文章に落とす時間が相対的に低くなると思っています。
⇒埋もれてしまう場合が増えかねない。
よって、粗削りであっても、
一旦捕まえたアイディアや考えを言語化して、
まずはしっかりと形として残しておく。
それが重要ではないかと思っています。
※いったん形として残っているので、
あとからその内容は思い出せますので、
必要に応じて、加筆・修正などが行えます。
また、2.についてですが、
ずいぶんと大きなことを書いていますが、
大したことではありません。
野菜や果物など食べ物には賞味期限という
ものがあります。
もちろんないのは分かっていますが、
仮に、アイディアや考えに賞味期限のような
物があったとしたならば、どうでしょうか。
私としては、粗削りであったとしても、
鮮度が高いうちに、必要とされている
人のところへお届けできた方がいいかと思っています。
エッセンスは入っているはずですので。
あってはならないですが、
いつ生き物は死んでしまうかわかりません。
お互いが生きているうちに、
人生の中でアウトプット・共有できることは
済ませておけたら。
そう思っています。
ものごとを進める際、
完璧に準備してから進めるか、
ある程度準備できたら進めるかについて
思うところを記載させていただきました。
もちろん、
対象にもよりますし、環境にもよります。
その他たくさんの条件があると思います。
正確性を期すものについては、
100%に近い状態でリリースが
必要と思いますし、
早さを必要とするものについては、
6割,7割でリリースすることもあるともいます。
そのあたりの判断は難しいですが、
気が付いたら、知らない間に、
『常にどちらかイチパターンしか行っていない。』
っということがあるようでしたら、
その思考パターンを観直す価値がありそうです。
今回のシェアが皆さんの気づきや、
何か考えるきっかけになりましたら、
幸いです。
いつも最後までお読みいただき、
ありがとうございました。
感謝いたします。