○ 事業拡大に比例しない構造で業務を構築する

先日、新業務について、

検討する機会がありました。

様々な意見が出てきましたが、

その中の一つで、

『Aというところで人が

 行っていた業務をBというところで

 人が処理するようにする。』
 (処理方法・工数はほぼ同じ)

といった意見がありました。

確かに、Aにいる方にとっては、

その業務がなくなりますが、

Bに居る方にとっては、その業務分が

純増します。

ただ、それでいいのかと。。。

ふと疑問に感じました。

上記検討の中で、

その業務について、

パソコンで自動的に処理する方法もあり、

私の意見としてはその方法を提案しました。

ただし、このシステム化するにあたって、

それなりの事前検討・調査・などが相当

必要になることが予測されます。

費用もそれなりにかかると思います。

ただ、個人的にはそれだけそのシステムに

投資する価値があると踏んで意見しました。

その理由の主な一つを挙げると、

事業が拡大にするにつれ、

前者の方法だと、業務拡大に比例して、

人が行う業務量が増えます。

そこには都度の時間・費用が発生します。

一方、

システム化した場合、

事業が拡大して業務量が増えても、

それはパソコンが自動的に行ってくれます。

つまり、事業の拡大に伴う業務量増大に

引きずられて追加での投資や時間を

とられることが不要となります。

最初の投資がずっと価値を生んでいく。

まさしく効果波及性の高い投資の

ひとつとなります。

この2者の違いについて、

伝わりましたでしょうか。。

ただ、個人的にはこの二者の違いは

相当大きいものだと思っています。

仮に二つの会社があり、

片方が前者の方法、もう片方は後者の方法を

採用して事業を継続していった場合、

前者の方は、後者に比べて

忙しく業務を行っているにもかかわらず

なぜか採算が苦しくなっていくと思います。

ちょっとした違いのように見えるかもしれませんが、

最初の初期選択の違いにより、そのくらい大きな

違いを生み出すことになると。。

少し考えただけでも恐ろしいですね。

今回は新規業務を考える上でのシステムの

構造の一例をあげさせていただきましたが、

すでに回っている既存の業務においても、

同じような視点で構造を見ていくと、

よりよい業務の在り方が浮かんでくるかもしれませんね。

もちろん私生活においても

応用できるところは多々あるかと思われます。

今回のシェアが皆さんの気づきや、

何か考えるきっかけになりましたら、

幸いです。

いつも最後までお読みいただき、

ありがとうございました。

感謝いたします。

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