自責と他責について記載致します。
個人的には大切な思考・概念の一つと思っています。
自責と、他責の意味合いは以下になります。
他責: 相手に、まわりに責任があると捉える考え方
自責: 自分に責任があると捉える考え方
極端な例え話ではありますが、
AさんとBさんがスピード違反をしたとします。
Aさんは、他責思考が強い方で、
まわりの車も同じスピードだったとか、
他の車のほうが早かったとか、自分以外の
ほかのことに原因等、思考を持っていくこと、
そのことについて口にする傾向が強いようです。
一方、Bさんは自責思考が強い方で、
どうしてそんなスピードを自分は出していたのだろう?
急いでいたからかな・・・
何で急いでいたのだろう・・・
時間が遅れていたから・・・
遅れたのは寝坊したから・・・
遅く眠ったから寝坊した・・・
早く眠るようにしよう。
など、自分の中に原因の一端を探し出して、
改善していく傾向があるようです。
冷静にAB仮定加速で考えてみると、
Aさんは同じようなことを依然として
繰り返しており、Bさんは同じようなことは
あまり起こらず、楽な状態になっている可能性が
高いものと思われます。
極端な例えではありましたが、
私自分も例外ではないと思っています。
なかなか場面や状況によっては、
私自身も多責思考になってしまうこともあります。
そのようなとき、
この思考を思い出し、できるだけ早く、
自責思考へ転換できたらと思っています。
ちなみに、表現を変えるとするならば、
すべての経験を活かしているか?
命を無駄にしていないか?生きる姿勢。
とも捉えられそうです。
表面的な対応で他責で終わらせてしまえば、
折角の経験が活かされないままで終わってしまいます。
一方、たとえ9:1で自分の非が少なかったとしても
その1に対して自責の思考で改善していけば、
それはその経験を活かしたことになりそうです。
常に自責がよいとは言いませんが、
自分はどちらの傾向が強いのか、
自覚しつつ、感情に流されずに
冷静にバランスよい思考ができると
いいですね。
きょうも最後までお読みいただき、
ありがとうございました。