○ 見えないものの存在を認め、見ようと試みる

先日たしかNHKのテレビ番組の中で

歴史学者の方が登場されていました。

インドネシアのボロブドゥール遺跡に関する

方だったと記憶しています。

その方の昔のお話の中で、

師匠の存在に当たられる方から

よく言われたことがあるとのことで、

『見えないものを見なさい』

っといったことをよく言われていたと

お話されていたと思います。

研究対象の遺跡はもちろんかなり前に

造られたものであり、当時の人々が

どのような気持ちでこの遺跡群を

建造したのかなどに思いを馳せて

考えられているとのことでした。

(目には見えないことではあるが、

 どうにかしてそれを理解しようと
 
 試みられているとのことと捉えました。)

なるほどなぁ~

っとひとりで感心していました。

話は変わりますが、

本日、草取りを行うことができました。

何度も草取りからの学びや気づきを

シェアさせていただいておりますが、

新しい気づきがありました。

それは、

『見えないところを見る必要がある』

っということです。

強引にあわせこんでいる感が否めませんが^^

個人的にはちょっとしたシンクロニシティです。

何時もとっている草たちなのですが、

きょうはしっかり「根から」とろうと思いました。

そこで、少し深いところを掘りながら

作業したほうが効率がいいだろうと思い、

ちょっとしたスコップを片手に、

草取りを始めました。

すると、、、

”いつも自分的にはきちんと取っていた。”と

思っていた草の根が思いのほか

大きかったのです。

大袈裟な言い方ですが、イメージ的には

大根のような根でした。

(表面の葉っぱの大きさと比較して根が大きいイメージ)

ちょっと、

わかり難いかもしれませんので、

補足させていただきます。

根が大きいということは、

それだけ長い間、その場所で育っていたことを

意味しています。

中には直径1センチを超えるものまで・・・

ということは、

私がこれまで、草取りをしていた”つもり”が

少なくともその草については、完璧に草が

取れていなかったということになります。

実にこれはよろしくない状況なのです。

二度あることを、三度、四度、五度と

延々と繰り返していたことになります。

しかも、

肝腎のところに気づかずに・・・。

その草には一本とられました!

っと素直に感じ、その戦略を

見抜かせていただきました。

戦略と言っても大したことではなく、

ざくっといいますと、

根さえ生きていれば、表面の葉を

何度となく取られても、何度でも葉を出し、

太陽エネルギーを吸収するチャンスを伺う。

ちなみに葉はカモフラージュのためか、

すぐ取れやすい・・・。

運よく太陽エネルギーが得られる期間に

再起を何度でも行えるだけのエネルギーを蓄える!

っという戦略かと。

ですので、

その戦略の肝腎要の根の大部分を

取り除かせて頂きました。

かわいそうな気もしましたが。。

これで、少なくともその草が生えるサイクルは

本来のサイクルに戻るものと思われます。

話を戻しまして、

『見えないところを見る必要がある』

これは上記二つのことに限らず、

仕事の業務においてもそうですし、

その他のかなりのことに対しても、

適用可能かと思います。

見えないものを見ようとしている人は、

それなりにいろんな角度から見たり、

試したりすることが増えることから、

そうでない人より見える確率が上がると

思われます。

小さなことであっても、

二度三度と発生している問題があるとすれば、

都度即対応して問題がすぐ消えているようでも、

それはきっと根本問題が解決できていない

可能性が高いと考えられると思います。

これにより、問題が発生し難くなり、

問題対応時間を投資対応時間へ回すことが

少しずつ、少しずつ可能になってくると思います。

その他、

今後の需要予測といった見えないものへの

アプローチにも適用できそうな気がしますが、

まだ、具体的な事例は私には充分には

揃っていないようです。

今後、何かいい例がありましたら、

言語化できましたらご紹介させていただきます。

仕事のことでも、

家のことでも、

プライベートなことでも、

子供のことでも、

まず、何か一つだけでも、

いつもの見方に加えて、

『見えないものの存在を認め、見ようと試みる』

こちらを試されてみてはいかがでしょうか。

何か新しい発見があるかもしれませんよ。

今回のシェアが皆さんの気づきや、

何か考えるきっかけになりましたら、

幸いです。

いつも最後までお読みいただき、

ありがとうございました。

感謝いたします。

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