○ 小山の大将を脱する

業務改善などで大小の

新しいシステムを検討・構築するような

ことがある方もいらっしゃると思います。

そのようなとき、

どのような思考・構造に沿って、

システム構築へ向われていますでしょうか。

ざくっとではありますが、

それまでの実際の自分の経験をベースに、

改善案を考え、次期システムへ反映させる。

といったパターンを思いつかれる方は、

少なからずいらっしゃるのではないでしょうか。

私もそのうちのひとりとなります。

今回のタイトルでもあります、

「小山の大将」というのは、

ある領域においてのナンバー1と

認識しています。

話を戻して、

確かに自分の経験からすれば、

ナンバー1となるシステムを

構築できたかもしれませんが、

実際に、世間一般から見て、

価値のあるシステムと言えるかといえば、

そうでないケースが多いと思われます。

といいますのも、

それは、自分自身のかなり限定的な

経験にもと基づいた改善案を実装した

システムであるから。

1の経験に基づく改善案よりも、

100や1000の経験、類似経験に

基づく改善案の方が、きっと

いいシステムが生まれると思います。

つまり、

自分自身の直接的な知識や経験だけではなく、

他の人や、県、他の業種、日本全体、世界全体で

いま求めていることに対して結果を

出しているような参考例を探し出し、

エッセンスを抽出し改善案に組み込んでみる。

そういった視点で、情報収集、

行動が出来れば、ある程度は質の高い

システムが出来上がりそうです。

なお、

何でもかんでも吸収しようとすると、

自社の文化との不協和が生じる場合も

少なからずあると思われますので、

自社の文化と相性のよいものを

選定する目も必要と思われます。

また、

今回はシステムを例に挙げましたが、

システムのことに限らず、

何かあたらしいことに取り組む際などなど

いろいろなことに適用できると思われます。

一手間かかってはしまいますが、

長い間稼動するシステムなどであればあるほど、

その効果波及は高くなると思いますので、

是非とも抑えておきたい視点だと思います。

今回のシェアが皆さんの気づきや、

何か考えるきっかけになりましたら、

幸いです。

いつも最後までお読みいただき、

ありがとうございました。

感謝いたします。

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