今回は引用からはじめさせていただきます。
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2月 7日 平穏無事な日の体験
体験というものは、失敗なり
成功なり何か事があったときだけに得られる、
というものでしょうか。
決してそうではないと思います。
平穏無事の一日が終わったとき、
自分がきょう一日やったことは、
果たして成功だったか失敗だったかを
心して考えてみると、あれはちょっと
失敗だったな、もっといい方法が
あったのではないか、
というようなことが必ずあると思います。
それについて思いをめぐらせば、
これはもう立派な体験と
言えるのではないでしょうか。
形の上での体験だけでなく、
日々お互いがくりかえしている
目にみえないささいなことも、
みずからの体験として
刻々に積み重ねていく姿勢が
大切だと思うのです。
松下幸之助さんのお言葉
以下より引用
https://www.panasonic.com/jp/corporate/history/founders-quotes.html
※内容が日々更新されるHPになります。
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松下さんのお言葉で充分な内容ですが、
少しだけ考えるところをシェアいたします。
確かに大きめの成功や失敗など、
いつもにはない特別なことを経験したとき、
記憶に刻み込まれやすいような気がします。
学びについても比例すると思います。
ただ、
特別な成功や失敗というものは、
通常はそう多い頻度では発生しない
ものではないでしょうか。
おそらく、
平常の繰り返しが多い人が多いと
思われます。
であるならば、
何も少ないチャンスのときに
学びを深めるのではなく、
平常時にこそ、
時事刻々において、
学びを深める心の姿勢があれば、
より、その人の学びは
深まっていくと思われます。
例えば、
平常時に、通常業務をそつなく終わらせ、
余った時間において、異常ケースが
発生したことを想定し、その対策について
考えるなどもよいかもしれません。
また、通常業務がよりスムーズに
確実に短時間で進む方法がないか?
という問いを立てながら進むことも
いいかもしれませんね。
ついつい、人生において
平常時は何事もなかったかのように
時間が過ぎるので、ゆっくりして
しまいがちですが、ピンチのときと同じ、
時間というリソースを使っている
ことには変わりはありませんので、
しかも割合的には、平常時のほうが
多いことが多いと思いますので、
有効に活用したいものです。
自戒を込めて。
今回のシェアが皆さんの気づきや、
何か考えるきっかけになりましたら、
幸いです。
いつも最後までお読みいただき、
ありがとうございました。
感謝いたします。