時期的に年始ということで、
読者の方の中には今年の目標を
たてられた方もいらっしゃることと
思います。
ちなみに、
私はまだぐずぐずしています。。^^
ただ、
目標に近いことの動きは
行っているとの認識です。
さて、今回の投稿の本題に入りますが、
こんかいは目標について、
ここ最近で考えるところを
シェアさせていただきたいと思います。
齢を重ねてから、
随分とことばで考えられるように
なってきたような気がしています。
今回、「目標」について、
あれこれと考えてみました。
とびとびの内容になるかと思いますが、
あらかじめ、ご了承くださいませ。
年始の目標設定っとよく耳にしますが、
そもそも、「目標」とは何なのだろうか。
そこから、思考がスタートしました。
目の漢字と、標(しるし)の漢字が
入っているので、おそらく、
「目に見えるようなしるし」のこと
だろうかと思われます。
例えば、
運動会のかけっこのゴールのライン、
受験時の希望校、
高校野球の優勝、
マラソンの目標タイム、
企業の今年の売り上げ、
とある資格取得
富士山の山頂
などなど
たくさん、しるしをつけられるものは
この世に無数に存在しています。
また、火星へ行くなど、
現状は存在していないものや
ことなどを目標にすることもできそうです。
いづれにおいても、
「目標」を設定すると、
フォーカスの力が働き、そのしるしへ向かって、
行動が積み重ねられ、結果的に成果が
でやすくなるのではないかと思っています。
と同時に、
その目標にフォーカスすることは、
持てるリソースをその目標以外のことには
使う機会が激減するという面も持ち合わせて
いると思います。
(目標以外の様々な可能性が減る)
これらは、どちらがいい悪いの話ではなく、
個々人の価値観などに従うものではないかと
思います。
(何にどれだけ自身のリソースを投資できるか)
ここで少し、話が飛びますが、
社会人になると、会社の目標なるものが
あるのではないかと思います。
目標があると、
上記の仕組みにより、
その目標へ向けての成果が出やすくなります。
会社もそのカラクリをある意味、
利用しているのだと思います。
ここで視点を少し移して、
その会社で働く人々にとって、
「会社の目標」とはどのように映るのでしょうか。
私も以前、会社で、
目標設定シートのようなものがありました。
会社の大目標があり、
自身の所属する部署にとって、
会社の目標に沿うような個人目標を
3つほど立てて、具体的に細かく
ブレークダウンして記載するようなものでした。
しばらく経過してからの評価時の
評価基準・達成度などもあったような。。
私だけかもしれませんが、以前から、
この目標を書くことに
すごく違和感を感じていました。
なんだか自分の目標のはずなんだけれども、
まったくワクワクしない、、、
提出するまでは数日、目標について
よく考えるが、提出後は、ほぼ忘れていく。。
そして、評価時に慌てて書類を探す・・・。
そのようなことが続いていました。
ただ、今回あらためて「目標」について
考えてみて気づいたことは、
「それは、だれが作った目標なのか。」
という視点で、
目標を俯瞰して観ることが
重要そうな気がしました。
っと同時に、
「志向」という言葉が浮かびました。
おそらくではありますが、
会社での大元の「目標」は、
少なくとも
「自分が志向して作成した目標」
ではないと思います。
だから、
瞬間的に会社の目標を考えたけれども、
すぐ意識から抜けていくのだと。。
さらに、抽象度を挙げて、
5W1Hで、その「目標」を
分析してみると面白いかもしれません。
話を戻しまして、
「目標」と「志向」というのは、
相性のいいことば(概念)だと感じました。
ある個人が志向すること、
その志向先のあるところに目標を掲げる。
ほかのだれかが志向した先の目標ではなく。
(主体は自分自身)
それが目標の本来の姿なのかと。。
無意識的に志向することだから、
忘れることは基本ないし、忘れていても
機会があれば自然と思い出す。
行動も楽しいのでさほど苦にならないので
継続性もあります。
結果的に成果は出やすくなるのだと思います。
本人もきっと大満足だと思います。
今度は視点を会社の経営者に移します。
※とはいえ、そのような立場にないので、
空想で書いています。すみません。
個人の思考が上記のようなものであるとすると、
会社の目標は・・・意味が少ない?
っとなるかもしれません。。が、
決してそうでもないと思います。
会社の目標の抽象度を挙げれば、
会社と個人間の思考の違いのギャップを
ある程度は埋めれるのではないかと
思っています。
例えば、
2xxx年 売上げ5000万円!必達!という目標が
あったとします。
これは、数値化されていてすごく明確で
わかりやすい。ただ、そこに響く個人は
一体どれだけいるのでしょうか。
ですので、
(あまりいい例が浮かびませんが、)
その会社の商品が家などであったならば、
「よろこばれる家づくりのお手伝い。」など、
個々人が潜在的に持つ定性的な感覚に
響くような目標まで抽象度をあげることで、
会社の目標と個人の志向が重なるところを
紡ぎだせるのではないかと思います。
経営者の脳の汗のかきどころですね><
話をまた元に戻します。
今回の投稿のメインは個人の目標
と思っていますので。
まず、
あなたが志向することはなんですか。
その先の方には何がありますか。
そのある一点を当面の到達希望点として、
仮決めしてみてはいかがでしょうか。
おそらく、
現実化しやすくなると思います。
私自身もこの質問で、
目標を改めて考えてみたいと思います。
※追伸
以前、ご縁のあった方のブログを読ませて
頂いているのですが、偶然最近の投稿に
以下のような内容がありました。
「(従業員は権利の主張と同時に)
会社からしていただいている
ことにも意識を向けるべきではないだろうか」
上記の私の投稿では、
個人の視点からの色が強かったため、
経営者が脳に汗をかいて、
(個人の潜在的に持つ志向と
会社の目標が重なり合うよう)
会社の目標の抽象度を上げて行く必要が
あるのではないか。
の旨を記載しましたが、
一方では、経営者だけではなく、
そこで働かせていただいている側も
表面に見える会社の目標の文字だけではなく、
その文字が生まれた、見える目標の奥の方、
裏の方や背景までを観て、会社の目標を
個人側でも自身の志向と重なるレベルまで
ある意味抽象化することも大切だと
改めて感じました。
誰しも、
きっと何か意味があるので、
その会社や組織などとのご縁があるはずです。
時間(いのち)を多く使うところですので、
双方の歩み寄りが大切だと思います。
前回は一方的な視点からの
記載だけでしたので、
「はっ」っと感じて、
前回の追伸とさせていただきます。
何か皆さんの気づきや、
考えるきっかけになりましたら、
幸いです。
いつも最後までお読みいただき、
ありがとうございました。
感謝いたします。